フランス国立図書館(BNF)のデジタル書庫"Gallica"で見つけた百年前の月刊誌「ジュセトゥ」(Je sais tout=私はすべてを知る、という意味)や新聞「フィガロ」(Figaro)等から記事や画像を紹介。(現在1910年で進行中)


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ミラノ博でのロンブローゾ教授

f0028703_1916236.jpg1906年7月

学識高いチェーザレ・ロンブローゾ教授は、犯罪と狂気の識別に関する数多くの研究で世界的に有名であるが、ミラノで開かれている博覧会場内に設置された人類学博物館を頻繁に訪れている。
彼はフランス政府よりレジオン・ドヌールの騎士団長勲章を授与されたばかりであり、これは彼が受諾した最初の勲章となっている。

出典:BNF-Gallica #102979 « Je sais tout » No.19; Août, 1906
画像Crédit: Jean-Paul DOUCET:Le droit criminel

[ Ψ 蛇足 ]f0028703_1916529.jpg
チェーザレ・ロンブローゾ(Cesare Lombroso, 1835-1909)は19世紀末から20世紀初頭にかけて犯罪者を人類学の視点から解き明かそうとする「犯罪人類学」の研究を進めた。特に顔面および身体的特徴から犯罪者を特定しようとする「犯罪者生来説」を唱えた。

犯罪学理論の流れに関する一考察というサイト(和文)にもロンブローゾの『犯罪人論』の序文の抜粋があり、犯罪行為に至る人間には類人猿のような粗暴な状態に精神が回帰する傾向がある!という「ひらめき」から学説を打ち立てた、とある。科学的な根拠は薄弱ではあるが、明治末期の当時は日本でも注目され、「天才と狂人」、「天才論」などが翻訳されている。

『犯罪人論』の仏訳は、L'homme criminel : criminel-né, fou moral, épileptique : étude anthropologique et médico-légale(犯罪的人間:生まれつきの犯罪者、精神異常者、癲癇患者:人類学的および法医学的研究) としてBNF-Gallica No.76987でも参照できるが、あくまでも歴史的な文献とすべきであろう。これの図版(右→)として歴史的な悪人/犯罪者の人物例が出ている。革命の闘士マラーを暗殺したシャルロット・コルデーやオペラ座で爆弾テロを起こしたオルシニなどが載っている。

元パリ大学法学部教授ジャン=ポール・ドゥセ氏のサイト(Jean-Paul DOUCET:Le droit criminel)も犯罪史・刑罰史などが目で見える点で興味深い。
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by utsushihara | 2006-07-03 19:10 | 科学、軍事、海事1905-06