フランス国立図書館(BNF)のデジタル書庫"Gallica"で見つけた百年前の月刊誌「ジュセトゥ」(Je sais tout=私はすべてを知る、という意味)や新聞「フィガロ」(Figaro)等から記事や画像を紹介。(現在1910年で進行中)


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2008年 01月 30日 ( 2 )

オデオン座で中国の「守銭奴」劇

f0028703_17582382.jpg1908年1月30日(木)

オデオン座では5週間続けて毎週木曜日の午後、モリエールの「守銭奴」に関連する作品を取り上げて、予約会員のための再現公演を行なっている。今回のアンドレ・アントワーヌ氏の企画はおそらく今までになく最も風変わりな出し物となるだろう。
それは中国の「守銭奴」劇(Avare chinois)で四千年前にさかのぼる話をジュディット・ゴーティエ女史が巧みに脚色したものである。中国における演劇の忠実な再現を目の当たりにすることになる。音楽はベネディクトゥス氏によって忍耐強く採取されたもので、人の心を強く捉える話し方で交わされる対話に拍子をつけて伴奏される。
さらにアントワーヌ氏は装飾画家のパクロー氏と協力して風変わりな、そして芸術的な演出による舞台に工夫をこらしている。恒例の演目の解説は、ジュディット・ゴーティエ女史によって行なわれる。

出典Crédit:©BNF-Gallica #287980 « Le Figaro » le 27 Jan. 1908
画像 Crédit d’image : © Photo RMN 03-000990- ©Thierry Ollivier / Titre : Plat à décor de personnages
Période : 18e siècle, règne de Kangxi (1662-1722) 清朝第4代康熙帝時代の彩色絵皿
Localisation : Paris, musée Guimet - musée national des Arts
f0028703_17585481.jpg画像 Crédit d’image : ©CMN: Ministère de la Culture de France (Médiathèque du Patrimoine et de l'Architecture) Archives photographiques diffusion RMN; Judith Gautier

[ Ψ 蛇足 ]
(←画像)ジュディット・ゴーティエ(Judith Gautier, 1845-1917)は文豪テオフィル・ゴーティエの娘で父親の文才を受け継ぎ、東洋文化(特に日本と中国)に深い造詣と学識があり、小説や美術解説書などを著している。

**これまでの関連記事france100.exblog:「愛の姫君たち」の上演(1907.01.24)
ジュディット・ゴーティエの劇作品(Princesses d’amour)

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by utsushihara | 2008-01-30 17:57 | オペラ、音楽、演劇1907-08

ゾラの小説のような悲劇(ベルエポック事件簿)

1908年1月

パリ6区サン=シュルピス教会のそばのモンフォーコン街の小さな部屋に住む一人の母親が、自分の2人の子供とともに自殺した。母親の名前はスエヤール夫人、旧姓カミーユ・ポワトゥで、ルネとジルベールという5歳と3歳の息子がいた。彼女は電報局の職員だった。6年前に結婚したが、夫婦の間で喧嘩が絶えず、ほどなく別居し、小さなジルベールが生まれたあと示談により離婚した。
不幸にもスエヤール夫人は勤務先から業務上の深刻な問題の数々を指摘されており、少し前に長男の病気を理由にやむなく仕事を放棄するに至った。出勤停止4日間の処罰は、他の件でも職場の規律委員会から召還されていた彼女を打ちのめした。
逆上し、絶望した彼女は、死のうと心に決め、彼女が人生で耐え忍んできた苦しみを子供たちから遠ざけようと考え、毒薬を飲ませてその命を絶った。3人の死体が発見されたときは死後3時間経過していた。

出典Crédit:©BNF-Gallica #287985 « Le Figaro » le 1er Fév. 1908

[ Ψ 蛇足 ]
原題:Une mère s’empoisonne avec ses enfants
いつの世にも見聞きするこうした悲劇は本当にどうにもならないものなのか、と自問してしまう。人生は明るい話題だけでは済まないのは確かだが・・・

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by utsushihara | 2008-01-30 14:29 | ★ベルエポック事件簿1908