フランス国立図書館(BNF)のデジタル書庫"Gallica"で見つけた百年前の月刊誌「ジュセトゥ」(Je sais tout=私はすべてを知る、という意味)や新聞「フィガロ」(Figaro)等から記事や画像を紹介。(現在1910年で進行中)


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2008年 01月 15日 ( 2 )

ボクシングの勝者ゴーシェ

f0028703_23265339.jpg1908年1月15日(水)

ボクシング重量級のフランス王者マルク・ゴーシェ(Marc Gaucher)(←画像)は1月15日中量級王者マルセル・モローとの試合を行なった。試合後の審判の判定はゴーシェの勝利だったが、翌日審判はこの試合は無効だったとして判定を取り消した。しかしながら誰が見てもゴーシェが勝ったことに議論の余地はない。

出典Crédit:©BNF-Gallica #102982 « Je sais tout » No.38; Mars, 1908

[ Ψ 蛇足 ]
ゴーシェ(Gaucher)は本名ではないかもしれない。写真の通りのサウスポーのボクサーをフランス語では《 boxeur gaucher 》という。「セロ弾きのゴーシュ」の《gauche》 だと「左利き」ではなく、「下手くそな」という意味になるようだ。

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by utsushihara | 2008-01-15 23:26 | スポーツ、乗物、探検1907-08

ライバル総合誌「トゥシュアトゥ」創刊

1908年1月15日(水)
f0028703_9534539.jpg

出典Crédit:©BNF-Gallica #287968 « Le Figaro » le 15 Jan. 1908

[ Ψ 蛇足 ]
上記は「フィガロ」の1月15日に大々的に掲載された広告である。新聞・雑誌の世界は生き物である。生々流転、弱肉強食、創刊廃刊、盛者必衰の縮図でもある。これまでピエール・ラフィット社の総合情報誌「ジュセトゥ」(Je sais tout)が丸3ヵ年のあいだ人気を独り占めしていたのに対し、ファヤール社(Fayard)が類似誌「トゥシュアトゥ」(Touche à tout)で殴り込みをかけてきたことになる。広告では「業界ではまったく類似するもの無し」(ne ressemblant en rien à mes confrères)とは言うものの、中身の宣伝を見れば一目瞭然である。
2回完結の連載小説2本、情報記事(内外ニュース、科学、旅行、文芸、演劇情報など)、実用百科のページ(法律問題、医学、衛生、家庭、園芸、美術、料理等々)
恐らく当時売上の目玉となる連載小説に人気作家の作品を取れなかったこと(少なくとも創刊時には誰の作品?が出ていない)のが、あまり長続きしなかったこの雑誌の運命を予感させる。

「トゥシュアトゥ」(Touche à tout)は、慣用語で「何でも屋」、「何にでも手を出す人」、「さわりたがり屋」の意味がある。百科全書の伝統のあるこのフランスだけではないだろうが、「知る」ことに対する人々の興味、知的好奇心は文化の原動力、もしくは育成力となったのは否めない。
ボーマルシェ原作、ロッシーニ作曲のオペラ「セビリアの理髪師」で、フィガロが「私は町の何でも屋」と歌うのにこの言葉に近いセリフが恐らく出てくるのだろうか?

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by utsushihara | 2008-01-15 09:52