フランス国立図書館(BNF)のデジタル書庫"Gallica"で見つけた百年前の月刊誌「ジュセトゥ」(Je sais tout=私はすべてを知る、という意味)や新聞「フィガロ」(Figaro)等から記事や画像を紹介。(現在1910年で進行中)


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2008年 01月 10日 ( 1 )

サン=サーンス奏きの名チェリスト、ジョゼフ・ホルマン

f0028703_16183510.jpg1908年1月

[ ロンドン発 ] 優れたチェロ奏者ジョゼフ・ホルマン氏は現在英国で高い人気を得ているが、先日ロンドンのクイーンズ・ホールでの演奏会でサン=サーンス氏のイ短調協奏曲を演奏し、新たなそして圧倒的な成功を収めた。この作品はとても繊細でかつとても力強く、この大作曲家の生み出した美しい曲の一つと見なされており、ホルマン氏は敬愛すべき演奏家として他の誰よりもその曲の精緻なニュアンスを引き立たせた。聴衆もこの名演奏家を何度も舞台に呼び返し、その熱狂ぶりを示した。

出典Crédit:©BNF-Gallica #287959 « Le Figaro » le 6 Jan. 1908
画像 Crédit d’image : ©www.celloheaven.com

[ Ψ 蛇足 ]
ジョゼフ・ホルマン(Joseph Hollmann, 1852-1927)はオランダ出身のチェロ奏者で、ブリュッセル音楽院を経て、パリで演奏家としての名声を確立した。その活躍の舞台は欧州各地に広がっていた。上記の記事で演奏されたサン=サーンス(Camille Saint-Saëns, 1835-1921)のチェロ協奏曲第1番、作品33は1872年の作で、当時37歳のサン=サーンスの霊感と活力が溢れ出た代表作の一つであるとともに、19世紀に作られた屈指のチェロ協奏曲の一つともなっている。
これに先立つ1902年、サン=サーンスは同時代を生きたこの名チェリストに第2番目のチェロ協奏曲を献呈している。こちらのほうの作品は現在それほど演奏されないが、冒頭の壮大な響きと確かな骨組はあるものの、第1番に比べると名人芸的なあるいは技巧的な曲の展開に傾くためか、かなり単彩的に感じられる。ホルマン自身による初演の際も残念ながら批評家の受けはそれほど良くなかった。(第2番はつねに第1番に比較される宿命を背負っている。)
彼の演奏は20世紀初頭のレコード録音として何曲か残されている。

*参考サイト:
(1)Wikipedia(英文)Camille Saint-Saëns:Cello Concerto No.1 in A minor, op. 33(1872)サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番イ短調
(2)Wikipedia(英文)Camille Saint-Saëns:Cello Concerto No.2 in D minor, op. 119(1902)サン=サーンス:チェロ協奏曲第2番ニ短調
(3)Metz Music com.– Leonhard-Emil Bach (1849-1902) research project
Sonate a-moll für Piano und Violoncello von L.Emil Bach, Op.45 (1891)
ホルマンへ献呈されたチェロ・ソナタの秘曲(英文)
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by utsushihara | 2008-01-10 16:17 | オペラ、音楽、演劇1907-08