フランス国立図書館(BNF)のデジタル書庫"Gallica"で見つけた百年前の月刊誌「ジュセトゥ」(Je sais tout=私はすべてを知る、という意味)や新聞「フィガロ」(Figaro)等から記事や画像を紹介。(現在1910年で進行中)


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ジョルジュ・マルティ追悼演奏会(サン=サーンスがピアノ独奏)

1908年11月15日(日)

先月死去した指揮者ジョルジュ・マルティを追悼し、その未亡人への義捐金のための演奏会が11月15日午後2時からパリ音楽院の奏楽堂で開かれた。会場は実行委員会に参加を申し込んだ数多くの芸術家、文化人、社交界のお歴々で満たされた。曲目は:
①『バルタザール』序曲(Ouverture de « Balthazar ») ジョルジュ・マルティ(Georges Marty)作曲
②管弦楽組曲『シャイロック』(« Shylock » suite d’orchestre)ガブリエル・フォーレ(Gabriel Fauré)作曲
③歌劇『アルセスト』第1幕から(Fragments du 1er acte d’ « Alceste »)グルック(Gluck)作曲:オペラ座のアット嬢とデルマ氏の独唱
④ピアノ協奏曲第24番ハ短調 K.491(Concerto pour piano en ut mineur)モーツァルト(Mozart)作曲、サン=サーンスの独奏ピアノ
⑤合唱付き交響曲(Symphonie avec choeurs)ベートーヴェン(Beethoven)作曲、オペラ座のガル嬢、ラペィレット嬢、カズヌーヴ氏、フレーリック氏の独唱
となっている。管弦楽と合唱はパリ音楽院コンサート協会、指揮はアンドレ・メサジェ氏である。

f0028703_8371272.jpg出典 Crédit:©BNF-Gallica #288273 « Le Figaro » le 13 Nov. 1908
出典 Crédit:©BNF-Gallica #288275 « Le Figaro » le 15 Nov. 1908
画像 Crédit photographique:© BNF-Gallica; http://gallica.bnf.fr/ark:/12148/btv1b6927729g
5-11-13, salle Gaveau, audition Saint Saëns [pianiste sur scène entouré de l'orchestre] : [photographie de presse] / [Agence Rol]

[ Ψ 蛇足 ]
(↑)上掲は実際は1913年頃と思われるサル・ガヴォーでの演奏会の写真で、ピアノの名手でもあったサン=サーンスが協奏曲で独奏しているところである。(パリ音楽院の演奏会のものは見つからなかった。)当時70歳を超えていたのにもかかわらず、親しい仲間の死を悼んでピアノ独奏を買って出るのも老巨匠らしい。
この催しはマルティ夫人のための慈善演奏会でもあり、上記記事中にある実行委員会にはサン=サーンスをはじめ、フォーレ、メサジェ、ブリュノー、ピエルネ、デュボワ、ヴィダルなどが名を連ねていた。

**これまでの関連記事france100.exblog:指揮者ジョルジュ・マルティの死(1908.10.11)

***アンリ・ビュッセル著「パリ楽壇70年」、©池内友次郎・訳編、音楽之友社刊より引用
[第10章] 1908年10月26日(月):(←これは原著者ビュッセルの記憶違いで正しくは11月15日(日)のことである)
メサジェがソシエテ・デ・コンセールのオーケストラ指揮者に任命され、最初のプログラムとして、前任者故ジョルジュ・マルティの「バルタザール」の美しい序曲を指揮する。カミーユ・サン=サーンスが、正確で柔軟で極めて音楽的な奏法で、モーツァルトのピアノの「二調のコンチェルト」を弾く。これは、公開演奏の彼を聴く極めて稀な機会である!・・・
[PR]
by utsushihara | 2008-11-15 08:35 | オペラ、音楽、演劇1907-08