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フランス国立図書館(BNF)のデジタル書庫"Gallica"で見つけた百年前の月刊誌「ジュセトゥ」(Je sais tout=私はすべてを知る、という意味)や新聞「フィガロ」(Figaro)等から記事や画像を紹介。(現在1910年で進行中)


by utsushihara

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隠退俳優の養老施設のための慈善公演(1908)

1908年8月16日(日)

演劇芸術家協会の献身的な会長であり、年老いた俳優たちの養老施設の創設者であるコクラン=エネ氏は、今年のバカンスをポン・トー・ダムにある施設で開かれる第3回目の慈善公演のために費すつもりである。次の日曜日(16日)にはピエール・ベルトン氏の一幕劇『カディヤックの罵言』に主演する。これにはコメディ・フランセーズ座の愛らしい女優ガブリエル・ロビンヌ嬢が共演する。観客はこの比類のない名優に大いなる喝采を惜しまないだろう。

隠退俳優の養老施設のための慈善公演(1908)_f0028703_1728064.jpgまたニューヨークのメトロポリタン・マンハッタン・オペラ座の有名なプリマドンナ、ジャンヌ・ジョメリ女史(画像→)は、米国に帰る予定を遅らせてこのマチネに出演する。さらにメィ・ド・スーザ嬢は、ロンドンのゲティ劇場での公演の最中でありながらもわざわざこの素晴しい慈善公演に駆けつけてくれる。

当日の特別列車は、パリ東駅から10時50分発と13時5分発、クィイ=サンジェルマン行きがある。帰りは午後7時パリ着となる。自動車では、パリのポルト・ドレ出発~ヴァンセンヌの森~ジョワンヴィル~シャン~ラニー~シェシー~モントリー~クィイがわかりやすい。

出典 Crédit:©BNF-Gallica #288174 « Le Figaro » le 6 Août, 1908
出典 Crédit:©BNF-Gallica #288182 « Le Figaro » le 14 Août, 1908
出典 Crédit:©BNF-Gallica #288184 « Le Figaro » le 16 Août, 1908

[ Ψ 蛇足 ]
コクラン=エネ(Coquelin aîné, 1841-1909)の本名はコンスタン・コクラン(Constant Coquelin)、このあと数ヶ月後に死去する。
ガブリエル・ロビンヌ(Gabrielle Robinne, 1886-1980)


**これまでの関連記事france100.exblog:
(1)舞台俳優の養老院に劇場開設 (1906.07.25)
(2)ロビンヌ女史、コメディ・フランセーズへ (1906.08)
by utsushihara | 2008-08-20 17:26 | オペラ、音楽、演劇1907-08