フランス国立図書館(BNF)のデジタル書庫"Gallica"で見つけた百年前の月刊誌「ジュセトゥ」(Je sais tout=私はすべてを知る、という意味)や新聞「フィガロ」(Figaro)等から記事や画像を紹介。(現在1910年で進行中)


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コルネイユの生家を救う運動

f0028703_1629546.jpg1908年6月18日(木)

6月18日午後2時からトロカデロ劇場において古典主義の劇作家ピエール・コルネイユの生家を転売させないための買取り運動の特別公演が開かれる。ファリエール大統領をはじめ、両院の議長も列席する。コメディ=フランセーズ座の俳優たちによる『ポリュークト』(Polyeucte)ではムネ=シュリー氏が主役をつとめる。
また『ル・シッド』(Le Cid)の一場面をアルヴァレス氏とメランティエ嬢が歌う。幕間劇はジナ・ブロジア嬢とデルマ氏が演ずる。演奏は共和国近衛軍楽隊である。

出典Crédit:©BNF-Gallica #102983 « Je sais tout » No.43; Août, 1908
出典 Crédit:©BNF-Gallica #288117 « Le Figaro » le 10 Juin, 1908
出典 Crédit:©BNF-Gallica #288124 « Le Figaro » le 17 Juin, 1908
画像 Crédit photographique:©Photo RMN : Cote cliché : 99-019683- © RMN / Gérard Blot
Titre : Pierre Corneille (1606-1684) / Auteur : Simon Thomassin (1655-1733) / Localisation : Châteaux de Versailles et de Trianon

f0028703_16292814.jpg[ Ψ 蛇足 ]
ピエール・コルネイユ(Pierre Corneille, 1606-1684)はノルマンディ地方の中心都市ルーアンで生まれた。父親は役人だったが、彼はパリに出て演劇の道を歩み、フランス古典演劇を代表する作家の一人となった。生家はすでに親族との調停で転売されていたが、直近は市当局の所有であり、新たに売却する話となったとき、パリの雑誌『ノルマン・ド・パリ』(Les Normands de Paris)や劇作家でコメディ・フランセーズ座の支配人でもあったジュール・クラルティなどが買取り運動を展開していた。(その結果、無事保存された)
上記の記事で「ル・シッド」を歌うとあるが、恐らくコルネイユにもとづくジュール・マスネの歌劇「ル・シッド」の一部を歌ったものと思われる。

ちょうどコルネイユの生誕300年記念の年(1906)を迎えていたこともあり、この前の年にも買取り資金を集めるための野外公演が催された。(↓)

*参考サイト:
(1)Musée Corneille, La maison natale et le quartier(ルーアン市のコルネイユの生家にある記念館)
(2)Cityvox: Le guide des restaurants de Paris: Le Trou Normand
***気になる言葉:「ノルマン人の穴」(Le Trou Normand)という名前のレストランがある。これは慣用句の「料理のあいだに強い酒を胃袋に入れる(飲む)」(faire le trou Normand)から来ているらしい。ノルマン人は酒が強かったようだ。

**これまでの関連記事france100.exblog:野外劇の季節(1907.07.07) リルボンヌの古代劇場遺跡でコルネイユ協会による「ポリュークト」
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by utsushihara | 2008-06-18 16:25 | オペラ、音楽、演劇1907-08