フランス国立図書館(BNF)のデジタル書庫"Gallica"で見つけた百年前の月刊誌「ジュセトゥ」(Je sais tout=私はすべてを知る、という意味)や新聞「フィガロ」(Figaro)等から記事や画像を紹介。(現在1910年で進行中)


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タロー兄弟にゴンクール賞(1906)

f0028703_1747847.jpg1906年12月15日(土)

ゴンクール委員会は12月15日、今年のゴンクール賞をタロー兄弟に与えることに決定した。ジェロームとジャンの兄弟は共同で創作活動を続けているが、「有名作家ディングリー」(Dingley, le célèbre écrivain, 1902)で英国人の性格描写が適格になされているのが評価された。

出典:BNF-Gallica #102979 « Je sais tout » No.24; JAN. 1907

[ Ψ 蛇足 ]
f0028703_1751540.jpg画像(上↑)が兄のジェローム(Jérôme Tharaud, 1874-1953)、(右→)が弟のジャン(Jean Tharaud, 1877-1952)教師や議員秘書をやっていたが、1890年代から共同で作家活動を開始した。受賞時はまだ30歳そこそこで、帝国植民地主義の時代背景に異国風物を題材としたルポルタージュ文学風の作品を書きつづけた。1930年代以降になって二人とも相次いでアカデミー会員に選出された。

日本では下記の2点の翻訳がある。
①長篇「作家の情熱」(「有名作家ディングリー」)水野成夫・訳、実業之日本社、1940年刊
②短篇「最後の訪問者」(『クリスマス名作集』所収)中央出版社、1961年刊

** 新潮文庫「ジイドの日記」第2巻、新庄嘉章・訳、1907年1月9日より引用:
・・・タロー兄弟の『ディングレイ』についての仕事振りには大いに感心する。今度その立派な改作で読み返してみた。だが、数年の間隔を置いて、こういう風に手を入れて仕上げをするといったやり方は、私にとっては驚きであり、私には到底出来ないことである。これまでにも決して出来なかった。句をあれこれいじくり廻すことが出来るのは、それがまだ溶解状態にある時だ。そして、一つ一つの句は、修正がもはや不可能になった時にはじめて、完全なものと思えてくるのである。
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by utsushihara | 2006-12-16 17:45 | 文芸、評論1905-06