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フランス国立図書館(BNF)のデジタル書庫"Gallica"で見つけた百年前の月刊誌「ジュセトゥ」(Je sais tout=私はすべてを知る、という意味)や新聞「フィガロ」(Figaro)等から記事や画像を紹介。(現在1910年で進行中)


by utsushihara

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詩人ミストラルの自伝発表

詩人ミストラルの自伝発表_f0028703_1813261.jpg1906年10月10日(水)

フレデリック・ミストラル氏はすでに小誌でお知らせしたように「わが起源、回想と物語」をフランス語とプロヴァンス語の二通りの版で発表した。「ミレイユ」の父親を知ることのできる魅力的な本である。

出典:BNF-Gallica #102979 « Je sais tout » No.21; NOV. 1906

[ Ψ 蛇足 ]
フレデリック・ミストラル(Frédéric Mistral, 1830-1914)は南仏の生んだ大詩人である。代表作は1859年に発表した「ミレイユ」(Mireille)であり、プロヴァンスの美しい風物を背景とした若い青年男女の恋愛物語である。これもプロヴァンス語とフランス語の両方で書かれた。1904年にノーベル文学書を受賞し、プロヴァンスの言語と文化の維持と発展に力を入れた。

「わが起源、回想と物語」(Mes origines, mémoires et récits, 1906)は、作家の76歳で発表されたもので、現在、電子図書としてもあちこちで容易に閲覧が可能となっている。
*参考サイト:エクサン=プロヴァンスとミストラルのサイト Frédéric Mistral - écrivain célèble d’ Aix en Provence でも自伝を参照できる。(仏文)

「ミレイユ」はシャルル・グノーによってオペラ化されている。十数年前、私も半分眠くなりながら観たことがあるが、「村のロメオとジュリエット」とか「カヴァレリア・ルスチカーナ」ののどかな田園風景の中での恋愛愛憎劇だったように思う。(詳しい方は是非コメントをお寄せください。)
by utsushihara | 2006-10-10 18:10 | 文芸、評論1905-06