フランス国立図書館(BNF)のデジタル書庫"Gallica"で見つけた百年前の月刊誌「ジュセトゥ」(Je sais tout=私はすべてを知る、という意味)や新聞「フィガロ」(Figaro)等から記事や画像を紹介。(現在1910年で進行中)


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ロダンの手による作家バルベー=ドールヴィイの胸像落成

1909年11月28日(日)f0028703_22512670.jpg

11月28日、マンシュ県のサン=ソヴール=ル=ヴィコントの町で、大彫刻家ロダンの作による作家バルベー=ドールヴィイの胸像の落成式がおこなわれた。この作家はこの地で1808年に生まれ、1889年にパリで没した。式典にはアカデミー会員の歴史家フレデリック・マッソン氏をはじめ、文筆協会長のジョルジュ・ルコント氏、「演劇評論」誌を代表してカミーユ・ル=センヌ氏が、かつて《文筆の元帥》(Connétable des Lettres)と称されたこの作家の業績を讃えて代わる代わる賛辞を述べた。彼は代表作として『憑かれた女』(Ensorcelée)、『騎士デ・トゥシュ』(Le Chevalier Des Touches), 短篇集『魔性の女たち』(Diaboliques)、評論集『作品と人間像』(les Oeuvres et les Hommes)などが知られている。

出典Crédit:©BNF-Gallica #102985 « Je sais tout » No.60; Jan. 1910
画像 Crédit photographique:©BNF-Gallica #4059976 « La Revue hebdomadaire et son supplément illustré » No.49-50; le 4 et 11 Déc. 1909

[ Ψ 蛇足 ]
f0028703_22513836.jpgジュール・バルベー=ドールヴィイ(Jules Barbey d’Aurevilly, 1808-1889)は、19世紀の作家たちの中でも特異な存在であった。ノルマンディの貴族の家系に生まれ、カーンで法律を学んだあとパリに出て文筆活動に入った。思想的には極端かつ強硬なカトリック信者であり、市民階級の自由な思考を軽蔑し、ダンディスムに徹した生活を送った。この胸像の建立は彼の生誕100年を記念して発起された。

邦訳された彼の作品はごくわずかだが、信仰心の希薄な一般人の人生に現われる悪徳の諸相、特に男女関係の情愛にからんだ局面を強烈に描きだす筆力は、読む者の心を深く魅了する。
以前は「バルベー=ドールヴィリ」という表記がほとんどだったが、より原語発音に近い「ヴィイ」が仏文学会でも採用されているようだ。
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by utsushihara | 2009-11-28 22:50 | 文芸、評論1909-10