フランス国立図書館(BNF)のデジタル書庫"Gallica"で見つけた百年前の月刊誌「ジュセトゥ」(Je sais tout=私はすべてを知る、という意味)や新聞「フィガロ」(Figaro)等から記事や画像を紹介。(現在1910年で進行中)


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ルネサンス座で『傷ついた鳥』初演

f0028703_135438100.jpg1908年12月8日(火)

右掲載(画像→)のイラストはフィガロ紙に掲載されたアルフレッド・カピュ作の4幕劇『傷ついた鳥』(L’Oiseau blessé)に主演のエヴ・ラヴァリエール嬢とリュシアン・ギトリ氏である。脇を固める出演者はアンドレ・メガール、ジュリエット・ダルクール、ジャンヌ・デクロの女優陣と、アンドレ・デュボスク、ヴィクトル・ブシェの各氏ほかであり、大いに活況を呈している。

ナント市の公務員の父を亡くしたイヴォンヌ・ジャンソンは美しく上品な娘だった。彼女はあるダメ男と婚約したが、男は娘の信頼を悪用して犯罪を企み、妊娠させた上で逃亡してしまう。イヴォンヌの家族は人目を避けてパリにやってくる。それには逃げた男との愛情が戻ればという漠然とした希望もあった。しかし、男は裕福な家柄の娘との結婚を決めたところであった。イヴォンヌにはもはや憎悪と軽蔑の気持しかなかった。母親も揺り籠の前で涙に暮れるばかり。しかし「傷ついた鳥」の彼女には絶望の中から新たな力強い若々しい、子供と自分が生きるために闘うという気持が芽生える。男の父親サルヴィエール氏は高名な歴史家で哲学者であり、彼女に支援を申し出るが、彼女は女優として活動したい希望を打ち明け、その才能を認めるや、外交官のレセプションでの出演を取り計らう。宴席でのラ・フォンテーヌの韻文朗読は大好評となったが、その場に逃げた男が現れ、彼女に謝罪し、愛し続けていることを告白する。しかし彼にはすでに正妻がいた。(…後略)

出典Crédit:©BNF-Gallica #102983 « Je sais tout » No.48; Jan. 1909
出典Crédit:©BNF-Gallica #39751 « Larousse mensuel illustré, revue encyclopédique» / No.26 Avril, 1909

[ Ψ 蛇足 ]
1908年はアルフレッド・カピュ(Alfred Capus, 1857-1922)にとって最も多忙な年であった。同時に複数の人物を愛するようになった人間とその周囲はどうすれば問題が決着できるのか、それとも出来ずにズルズルとなるのか?という「愛に関する主題」の演目が基盤であったように思う。
エヴ・ラヴァリエール(Eve Lavallière, 1866-1929)
リュシアン・ギトリ(Lucien Guitry, 1860-1925)

**これまでの関連記事france100.exblog:「負けるが勝ち」の初演 (1908.03.14)
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by utsushihara | 2008-12-08 13:53 | オペラ、音楽、演劇1907-08